統計では年間で10人に1人が交通事故の当事者になっています。つまり平均すると10年に1度は事故の当事者になる計算です。

①賠償責任のリスク(最重要!)

対物賠償保険・対人賠償保険

~走行中に他人の物を壊してしまったり他人にケガを負わせてしまった場合その損害を賠償する義務~

バイクを楽しむ上で安全運転をすることはとても重要であり、当然の振る舞いだと思います。しかしながら、どんなに気を付けて安全運転していても事故の当事者になったり、残念ながら加害者になってしまうこともあります。事故の損害で一番に「待った無し」「割引無し」なのが相手方への「賠償」です。主には「対物」「対人」と分けられますが、特に怖いのが後者。万が一のケガ・死亡・後遺障害・休業補償・逸失利益など一つの事故で様々な賠償責任を負ってしまう可能性があります。

 

例①

(バイクを走行中に歩行者と接触 歩行者側=足を骨折。主な賠償はケガの補償・休業補償・後遺症の為の逸失利益。)

こんな場合少なくとも3000万円以上の賠償責任を負います。もしも平均よりも高い収入の相手方だった場合1億円以上の賠償になってもおかしくありません。

 

例②

(バイクを走行中にふらついて転倒した自転車と接触 自転車側=打ちどころ悪く死亡)

もしも自転車の相手が30~40代の平均的な収入の方だった場合6000万円以上、高齢者でも1000万円以上の賠償責任を負います。

 

例③

(バイクを走行中に急に飛び出してきた小学生と衝突 小学生=重度後遺障害)

過失割合にもよりますが、約2億円~3億円の賠償責任を負います。

 

 

大げさな話に聞こえるかもしれませんが3例ともに実例です。上記の様な事故の当事者になってしまった場合、よほどの貯えをお持ちの方以外は、資産の全てを失ってしまう可能性があります。賠償保険に入るということは、相手・自分・そして家族や親族の将来を守ること。極端な話「乗り物に乗る人の義務」だと私は思っています。楽しいだけではなく常にこういったリスクが隣り合わせだということも常に心に留めておかなければなりません。

 

②ご自身の体と生活のリスク(重要!)

人身傷害保険

~事故や転倒でのケガ・休業・失業・死亡・後遺障害の補償~

自分がケガをする事故が起きた場合にも相手が絡んだ接触事故・単独事故とがありますが、相手がある場合、特に4輪車との接触事故は若干オートバイに有利な過失割合になることがありますが、怖いのは後者の単独事故です。なぜでしょうか?それは全ての損害を自分で補填する必要があるからです。ケガの治療・通院費用・入院費用・リハビリ・休業補償・後遺障害の補償・死亡補償など。ケガをするということの中には様々な費用や時間、そして将来に渡ってのリスクが存在します。人身傷害保険ではケガの補償だけでなく、休業補償や後遺障害についての補償もついていますのでとても安心です。ただし、年齢や収入に合わせた補償金額を設定することが重要になります。

 

*当店のお客様にも単独事故で大怪我を負った方がいらっしゃいました。多額の医療費がかかり、それまで携わっていた仕事ができなくなり身体にも後遺症が残りました。賠償はかけていたものの、この「人身傷害保険」に未加入だった為、残念ながら保険金の請求が全くできませんでした。あくまで「任意の保険」ではありますが、特に家庭をお持ちの方には強くお勧めしたい保険です。

 

因みに私は(現在30代)上限7000万円で加入しています。理由は以下の4つです。

 

理由①

今自分が死亡した場合残された家族に必要な将来の金額。

 

理由②

今死亡した場合受け取れる権利のあるおおよその金額の上限。

 

理由③

自分が働けない身体になってしまった時、介護や家族の生活にかかる金額

(*重度後遺障害の場合は年齢にもよりますが掛け金の約倍額の支払いとなります)

 

理由④

バイクの人身傷害保険は保険料が高いので掛け過ぎると支払いが大変!

 

上記の4つの理由から私は上限7000万円の人身傷害保険に加入しています。

バイクの人身傷害保険は決して安い保険ではありません。しかし、自分はもちろん家族の将来を考えたときとても重要な保険になると思って私は加入しています。一人ひとりのライフスタイルに合わせて、最低3000万円から加入できますし、私も付けていますが「他車特約」をつけることで他人から借りたバイクにも保険を適用することもできます。ぜひともお勧めしたい保険です!

 

 

③バイクが壊れるリスク

車両保険

~壊れたバイクを修理・買い替える為の補償~

相手の絡んだ事故で自分の過失割合が0%の場合は相手が全ての損害を補償してくれますが、自分にも過失があった場合や単独事故の場合は壊れたバイクの修理にも当然ながら自己負担が発生します。特に単独事故の場合は全て自分で修理代金を負担しなければなりません。こんな時使えるのが「車両保険」。突然の出費にも保険金額の上限を基準に修理代を補償してくれます。

 

因みに私は加入していません。理由は2つありますが、すみませんがここでの説明は控えさせていただきます。どうしても聞きたいという方は丸玉へご来店くださいませ。詳しくご説明いたします!賠償や人身に比べれば必要度が低いということだけは間違いないはずです。

④ロードサービス関連のリスク(重要!)

オートバイのロードサービス 当店の保険には全て自動セット!

~出先での事故・故障での応急修理とレッカー搬送の補償~

出先での事故や故障で走行不能になった場合必ず必要になるのが「応急対応とレッカー搬送」丸玉で取り扱うバイク保険にはこれらのサービスが全て自動セットされています!便利なだけでなく、ほとんどの場合自己負担が発生しないのがとてもありがたい特約。このロードサービスがしっかり付いているバイク保険をおススメします!

 

主なサービス内容は以下の3つ

 

①レッカー代15万円(約180km)補償(回数制限無し)

走行不能になった場合、保険のレッカー搬送を使えばすぐに出動できる業者の手配はもちろん、搬送にかかる費用負担がほとんど発生しません。因みに自己負担で山形市~米沢までバイクのレッカーを依頼した場合、相場では最低でも40000円以上のレッカー料金がかかります。かなりの出費だと思います。保険会社のロードサービスは、搬送についての回数制限もありませんし、保険料の増額もありません。とてもすごいサービスですよ!

 

②緊急時応急対応サービス

出先での故障時、対応可能な応急修理、バッテリーのジャンピング・ガス欠時のガソリンの配達(10Ⅼ無料!)もしてくれます。とても安心ですね!因みに当店が出動した場合、パンク修理も無料で行います!(部品代のみ自己負担)

 

③24時間365日対応!

当然のことですがとても安心ですね!丸玉の営業時間外や休業日など、どうしても丸玉ですぐに出動できない場合は協力他店が必ず出動してくれます。逆に、丸玉以外で保険のロードサービスに加入されている方も状況次第では丸玉にて出動対応可能です。まずは当店までご相談くださいませ。


バイクはとても便利で楽しい乗り物。しかし楽しいだけではなく、常に意図せず事故や故障の当事者になってしまう可能性も持ち合わせています。しかも残念ながらその確率は非常に高いのが現状です。(1年間で10人に1人)そんな様々なリスクからお客様やご家族を守りたいと思い、丸玉ではお客様一人ひとりに合ったバイク保険のご提案もさせて戴いております。損害の補償だけでなくロードサービスなど、実はとっても便利な特約もございます。これからもずっと笑顔でバイクを愉しんで戴けるよう、保険を通してお客様のお役に立てれば幸いです。


「このホームページは、各保険の概要についてご紹介したものです。ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット(リーフレット)等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、ほけんの丸玉代理店までお問合せ下さい。